Knock yourself out!
「どうぞご自由に。」
ノックアウト?KO?
打ちのめされるイメージかもしれませんが。。
直訳をすると
「あなた自身をノックアウトしなさい」=「徹底的にやっちゃえ」的なニュアンス。
「遠慮しないでご自由にどうぞ」という意味です。
「(何か)していい?」の返事などに使います。
カジュアルに、よく会話に登場するスラングです。
応用例
美味しそうなクッキーがお皿に載っているのを目にして。。
1. A: Can I have one?
「一つもらってもいい?」B: Sure. Knock yourself out!
「どうぞご自由に。」2. A: Do you mind if I charge my phone?
「携帯充電してもいいかな?」B: Knock yourself out.
「どうぞ。」3. A: Is it OK if I use your bike tomorrow?
「明日、自転車を借りてもいい?」B: Absolutely. Knock yourself out.
「もちろん。どうぞ。」
映画「パラサイト 半地下の家族」の余韻に浸る
ポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」を鑑賞しました。
外国語英語初のアカデミー賞作品賞受賞という歴史的快挙を成し遂げた話題の作品。
映画館でもまだ上映中とのことでしたが、私はAmazon Primeでレンタルしました。
はっきり言ってこの映画、ヤバいです。
面白さの肝は、底辺の暮らしを送る家族と、上流金持ち一家とのすさまじい格差。
残酷までに二極化した不平等な世界をこんなにも鮮明に映す映画が今までにあったでしょうか。
前半は喜劇っぽく笑える場面もあるのですが、後半になるにつれて…
まるで先が読めない
目が離せない
奇想天外
そして映画に散りばめられた数々のシーンの意味すること。
鑑賞後にネットに溢れるレビューを読み、見逃していたヒントをもう一度探したくて…
鑑賞した翌日に、再度この映画を観ました。
この映画は二度楽しめる。
なんなら三度目もある気がする。
緻密に計算されたカメラワーク、美しい映像に惹きつけられます。
同時に、この映画の中の息遣いや臭いさえも感じることが出来るのです。
格差がうむ、ひどく歪んだとんでもない世界。
ポン・ジュノ監督はこう問います。
誰もが直視さえしようとしなかった構造的な欠陥を孕むこの社会を、「映画」は変えることができるのだろうか。
映画だからこそ映し出せる現実がこの作品には詰まっています。
そして鑑賞後、数日経った今も余韻が残っています。
ネタバレなしでの感想には限界があるので是非観てください。
そして一緒に語りませんか?