英語の日記のすすめ

 

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通訳・翻訳(英語⇄日本語)
日本、国際文化双方に精通しております。

Today’s expression
きょうのひとこと

“This brings back memories.”

「これ懐かしいなぁ。」

記憶や思い出が蘇る感じですね。昔聴いていた音楽を耳にした時、旅行の写真を見返した時、ふとノスタルジックな気分になる時に使える表現です。

光陰矢の如し “Time flies like an arrow.” 直訳すると「時は矢のように飛ぶ」とは言ったもので、瞬く間に時間は過ぎていきます。
「あの時は良かったなぁ」と言いたいときは遠い目で、“Good old days.”と言います。
“Time flies when you’re having fun.” 「楽しい時間は瞬く間に過ぎる」…ですよね。。

応用例

1) A: How was your trip to your hometown?
里帰りはどうだった?
B: It was so much fun.  I caught up with my old friends.  It brought back so many good memories.
すごく楽しかったよ。昔の友達にあって近況報告して懐かしかったー。

2) A: Which songs bring back childhood memories?
    子供時代を思い出す曲ってなに?
B: Hmm..  Probably “Oyoge Taiyaki kun”.
    「およげたいやきくん」かなぁ。

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Let’s keep a journal in English.

先日、部屋を掃除していたら、短大時代につけていた日記を見つけました。

そういえば、中学のときに同級生の女の子が、1年ぶりに机の引き出しを整理していたら、奥から埃まみれになったミドリガメ!?が出て来たといいます。祭りの夜店で買ったミドリガメがいつの間にか行方不明になり、そのまま忘れ去られ、1年後に感動の再会です。(私の記憶が正しければ)嘘のようなホントの話です。

鶴は千年カメは万年といいますが、暗い引き出しの中、このカメはどう生き延びて来たのでしょう。

さて、私の日記に話を戻します。元来の三日坊主なので、毎日書くなんて、もってのほかです。気が向いた時だけ、楽しいことがあった時だけの、「てげてげ(宮崎弁でぼちぼち)日記」を英語でつけていました。

英語の日記
英語の日記

今見返すと、こっぱずかしいことが沢山書いてあります。文法間違いもあります。でも、自分で言うのもなんですが、どうやら海外脱出を夢見ながら、がむしゃらに生きていたようです。

中学時代は、海外文通クラブに属して、一時は5カ国に5人のペンパルがいました。

当初は何をどう書いて良いのかわからず、文例集を買ってきてそのまま写していました。

そのうち「自分の言葉で交流したい」という想いが膨らみ、参考書を片手に文の作り方を学んだのです。

郵便受けにカラフルなエアメールの封筒を見つけるたびに小躍りしていたのを思い出します。自分の言いたいことが伝わる喜びを初めて実感した瞬間でした。

日記は自分の身の回りのことや、日々想うことを綴りますよね。

それをどう英語で表現するかを模索することがとても良い勉強になります。

英検1級、TOEICでの高得点を目指すのも、もちろん良いのですが、まずは身近なことを英語で話せるようになるのが理想。

一番良いのは、その日記を添削してもらうことです。

文法があやふやな部分がみえて、文章力の上達につながります。

話してなんぼの英会話ですが、同時に書いてなんぼ、聴いてなんぼでもあります。

ある生徒さんにオススメしたところ、コツコツと毎日「妄想日記」をつけた主婦の方がいらっしゃいます。

大好きな米国俳優との妄想を無限大に膨らませ、2人の甘い会話をひたすら英語で綴られていました。

毎回私が添削時にロマンチックな展開を楽しみにしていたのは、言うまでもありません。

彼女が作者となってハッピーエンドは間違いなしのストーリーです。

日常から離れ、妄想日記をつける楽しみを発見した彼女の英語は、自然とぐんぐん伸びました。

(ちなみに英語の日記は他人に読まれにくいという利点もあります。)

毎日書くというストレスのない、この「てげてげ日記」を綴ってみませんか?


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