海外の国名や都市名はカタカナの発音と、かけ離れている場合がとても多いです。
海外旅行などの際は、目的の国、都市名だけでなく経由地も英語での発音を事前にチェックしておくことをお勧めします。
例えば、海外においてトランジット(乗り継ぎ)をする空港で以下のようなアナウンスが流れたとします。
“Attention passengers on British Airways flight 232 to Venice. The departure gate has been changed. The flight will now be leaving from Gate 26.”
「ブリティッシュ航空232便のベネチア行きをご利用のお客様にお知らせいたします。出発ゲートが26番ゲートに変更になりました。」
水の都として知られている、有名な観光地、イタリアのベネチア(ヴェネチア)。
実はこれはイタリア語読みであり、英語読みはヴェニスとなるのです。
英語読みを知らないと、先ほどのアナウンスをスルーしてしまって飛行機に乗り遅れる恐れも。
もちろん、カタカナ読みと同じ国名や都市名もありますが、念のためご旅行の際などはSiriと練習をして準備しておきましょう!
国名・都市名の発音をチェック!
R=りか( 私)S= Siri
【1】
R: Hey Siri, how’s the weather in ベルギー?
S: Sorry, I don’t know where that is.
「それがどこにあるのかわかりません。」
(カタカナ発音の「ベルギーを」」”iggy”と聞き取ったようです。
R: Hey Siri, how’s the weather in Belgium?
「ベルギーの天気は?」
S: It’s currently partly cloudy and 15℃ in Brussels, Belgium. Expect mostly cloudy skies starting tonight. Today’s high will be 22 degrees, and the low will be 14.
「ベルギーのブリュッセルでは現在やや曇りで15℃。今夜以降曇りの予報です。最高気温22℃、最低気温は14℃です。」
【2】
R: Hey Siri, what language is spoken in イタリア?
「イタリアでは何語が話されているの?」
S: Let me check on that.. OK. I found something on the web for “what language is spoken in Nadia. Take a look.
「Nadiaで何語が話されているのかについてweb上でお調べしました。ご参照ください。」
(Nadiaは国名ではありませんが、カタカナ発音の「イタリア」を “Nadia”と聞き取ったようです。)
R: Hey Siri, what language is spoken in Italy?
「イタリアで話されている言語は?」
S: Italian is spoken in Italy.
「イタリア語です。」
【3】
R: Hey Siri, how many people live in スイス?
「スイスの人口は?」
S: Checking.. In 2017, the population of Sweden was 10,120,242.
「スエーデンの人口をwebでお調べしました。2017年時点で10,120,242人です。」
(スイスをスエーデンとして認識したようです。。)
R: Hey Siri, how many people live in Switzerland?
「スイスの人口は?」
S: In 2014, the population in Switzerland was 8,211,700.
「2014年時点、スイスの人口は8,211,700人です。」
国名や都市名を変え、発音に気をつけて上記のような質問をSiriに聞いてみましょう。
Seattle (シアトル)、Russia(ロシア)、Athens (アテネ)、Warsaw(ワルシャワ)、Ottawa(オタワ)、Belgium(ベルギー)、Moscow(モスクワ)などは発音要注意の一例です。
カタカナ発音をしても、Siriは健気にそれに一番近い音として認識してユーザーの質問に答えようと努力をしてくれます。
一発で聞き取ってもらえるように練習してみませんか?