きょうのひとこと
I’m starving.
「お腹ペコペコ」もちろん、”I’m hungry.”でもオッケーです。
でも空腹を表す表現は色々あるので、せっかくならバリエーションを増やしておきましょう。
“starve”は「飢える」という意味です。ちょっとオーバーな気もしますが、英語って割と大げさな表現が多いですよね。
I’m starving to death! 「お腹が空いて死にそう」
My stomach is growling. 「お腹がグーグーなっている」
お腹の空き具合によっては…
I’m a bit hungry. 「小腹が空いた」
I could eat. 「食べられなくもない」
逆にお腹が一杯の表現はというと。。
I’m full.が一般的ではありますね。
I’m totally stuffed. 「すっごくお腹いっぱい!」ぎゅうぎゅうに詰まっている印象です。
応用例:
1) I’m starving to death. Let’s grab a bite to eat!
「お腹空いて死にそうだよ。なにか食べよう!」2) A: Would you like some more bread?
「パンをもう少しいかがですか?」B: Thanks, but I’m stuffed. I can’t eat another bite!
「ありがとう、でももうお腹いっぱい。これ以上食べられません。」
Hardworking thumb
久しぶりに手紙を書きました。
葉書ではなく、ちゃんと便箋 (letter pad) や封筒(envelops)を使い、机に座って書くお手紙です。
フォーマルなお便りなので、修正ペン(white-out)を使うことなど論外です。
書いては間違え、書いては間違えの繰り返しです。
良く作家さんがするように (と言っても、最近の作家さんもパソコンでしょうが…)クシャクシャに紙を丸めて放り投げ、次第に花粉症(hay fever)で苦しんでいる人の部屋みたいになりました。笑
久しぶりの「手書き」(handwriting)という作業、ペンを握り精神を集中させることの難しさを改めて実感した次第です。
最近、授業で取り上げた記事があります。
「イギリスの名門、ケンブリッジ大学が近い将来手書きの試験を廃止する(abolish)」というもの。
ケンブリッジ大学は創立800年の歴史を持ちます。
800年!
日本が鎌倉時代のころから存在する大学です。
時代の流れで、最近の学生はスマホやタブレットでの「書く」ことに慣れてしまい、数時間手書きをすることが苦痛になってきているそうです。
その結果、試験の際に文字を上手く書けず、採点者(markers)にとって、解読不能(illegible)の解答が続出し、合否の判断が出来ないという事態になっているといいます。
特に酷い場合は、学生が夏休みに大学に出向き、自分の解答を音読(read it outloud)し、採点者がチェックしなければなりません。
これも、人類の「進化」(evolution) または「退化」(devolution) なのでしょうか?
日本でも「スマホ腱鞘炎」(text thumb injury) に関するニュースを最近テレビで見ました。
フリック入力(私は出来ませんが。。)などにより、親指をコンスタントに動かすことで、指や手首などを酷使するようです。
ちなみに、親指の付け根の腱鞘炎は「ドケルバン病」と言うそうです。
本来親指は、何かを握ったりする、シンプルな動作をしてきたため、この様な複雑な動きには不向きらしいのです。
英語で、「私は不器用です」”I’m all thumbs.”という表現があります。
thumbは親指のことですが、直訳すると「私の指は全部親指です」の意味。
この時代にきて、大忙しとなった「お父さん指」、かなりのストレスが溜まっているのでしょうね。。
スマホやタブレットは無くてはならないモノになりました。
しかしながら、「手書き」には温かみがあります。
書き手の感情なども表現される、ひとつのアートであると感じます。
字が上手でも、下手であったとしても「味」がありますよね。
時代の流れとは言え、ひとりひとりの個性が現れる「手書き」を目にする機会が少なくなるのは寂しい気がします。
逆にこういう時代だからこそ、気持ちを落ち着かせ、文字を連ねる時間を大切にしたいなと思いました。
P.S. 現在公開中の映画、東野圭吾原作の「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を観てきました。
ほぼ事前情報なしで観ましたが、偶然にも「手紙」がテーマで、今回の投稿に通じるものがありました。
心がとても温かくなり、最後は涙が止まりませんでした。
大分県豊後高田市がロケ地なのも身近で嬉しかったです。お勧めです。
悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されたのか?3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが…。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?(「BOOK」データベースより)