サンタがやってくる。

 

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通訳・翻訳(英語⇄日本語)
日本、国際文化双方に精通しております。

Today’s expression
きょうのひとこと

Christmas is just around the corner.
「クリスマスはもうすぐだ。」

just around the cornerは「ちょうど角を曲がったところ」という意味です。

道順などを説明する場合に使える表現です。

A: Excuse me. Is there a laundromat near here?
「すみません、この辺りにコインランドリーはありますか?」

B: Sure. It’s just around the corner.
「はい、その角を曲がったところにありますよ。」

同時に、「もうそこまで来ている」という比喩的な表現としてもよく使われます。

Spring is just around the corner.

春はもうそこまで来ている。

A: Do you want to go to the mall this weekend?
「今週末ショッピングモールに行かない?」

B: I wish. The entrance exam is just around the corner so I’d better hit the books.
「行けたらいいんだけど。入試が近いから猛勉強しなきゃ。」

“coming very soon”と同じ意味ですが、このようなカラフルな表現を使うと会話が生き生きしてきますね。

ツリーと松ぼっくり
ツリーと松ぼっくり
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Santa’s coming into town.

街はキラキラとクリスマス一色ですね。
The streets are in full Christmas mode.

もうすぐクリスマス。
Christmas is just around the corner.

皆さんはサンタを信じていましたか?
Did you believe in Santa Clause?

私の母は演技派でしたので、11歳までまんまと騙され続けていました。
My mom was such an actor that I had believed in Santa until I was 11 years old.

クリスマスが近づいてくると、母が玄関脇にある黒電話で「サンタさん」に電話をするのです。
She would call Santa a week before Christmas Day.

「あ、サンタさんですか?いつもお世話になっております。うちのりかは今年はバービー人形が欲しいそうです。はい、良い子にしていました。どうぞ宜しくお願いします。」と。
“Hello, Mr. Santa Clause.  My daughter Rika wants a barbie doll this year.  She’s been a good girl.  She is really looking forward to it.”

(当時持っていたリカちゃん人形は、無残にも私に何度も散髪をされ目もあてられない姿に。そろそろハイカラな金髪のバービーが欲しかったのです。)

「すげー、すっげー、お母さんサンタと話しちょる!」
“Oh my Gosh, mom is talking to Santa!  How amazing is that!”

私は母のエプロンをひしと掴み、サンタと通話する母を尊敬の眼差しで見上げていました。
Standing right next to her, grabbing onto the hem of her skirt, I looked up at her with a great respect.  

クリスマスの朝に布団の横にちょこんと置かれたプレゼントを見つけたときの興奮ったらありません。
I still remember the thrill when I found a little box right next to my pillow.  

プレゼント片手に小躍りです。
I was literally jumping for a joy.

「すげー、煙突なくてもサンタさん ちゃんと来てくれたっちゃ!」
“Yeppeee!  Santa did come!  Not having a chimney wasn’t a problem for him at all!”

...のちに、バービー人形もリカちゃん人形と同じ運命をたどりました。苦笑

それから数十年が経ち、数年前のことです。

“We wish you a Merry Christmas, We wish you a Merry Christmas, We wish you a Merry Christmas and a Happy New Year♪”

英会話をはじめて間も無い7歳の女の子とノリノリで歌っていました。

毎週のレッスンのウォームアップで、この歌を歌って4週目。

レッスン後にその女の子に聞きました。

「Happy New Yearの意味わかるよね?」

「うん!!」得意げに彼女は言います。

「Happy は?」

「うれしい!」

「Newは?」

「新しい!」

「Yearは?」

耳!

「!!!!!! まさか今までの歌と思って歌っていたの?」

「うん!」

ear と year、 確かに限りなく近い音です。

ear の “e” の音は日本語の「イ」と同じ。

year の “ye”の音にはご覧の通り”y” が頭にくっついています。

「ヤ・ユ・ヨ」 の「ヤ」と「ユ」の間の「ャイ」、の音です。

子どもを教えていると、実に想定外な発言が相次ぎます。笑

この間も、男の子に

“What did you eat for lunch?”
「お昼になに食べた?」

“I ate ごぼうのチンピラ.”

と返ってきました。

ごぼうのチンピラ。。。

相当弱そうなチンピラです。笑

さて、クリスマス。

今更ですが、押し入れからクリスマスツリーを出して昨日クラスルームに飾りました。

クリスマスのワクワク感よりも、師走のバタバタ感が勝る今日この頃。

その気持ちを表したかのように、ツリーに哀愁が漂っています。

アメリカ人の友人はイブの日、KFCのチキンを求めて並ぶ人の列に目を丸くしていました。

クリスマスにチキンやケーキを食べるのは日本だけ。

海外では七面鳥、ハム、ローストポークを食すらしいのです。

でも私たち日本人は、日本流のイベント的なお祝いで良いと思います。

もっぱら私はモスチキン派ですけどね。笑


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