年賀状がおもしろい

 

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通訳・翻訳(英語⇄日本語)
日本、国際文化双方に精通しております。

Today’s expression
きょうのひとこと

I spaced out a bit.
「ちょっと上の空でした。」

レッスン中に…心ここにあらず、な男子高校生。

わざと指名すると

「すみません、ちょっと旅立ってました。」

最近の言葉なのでしょうか?

彼らは「ぼんやりする」ことを「旅立つ」と表現するらしいのです。

随分と粋な表現だなぁと思いました。

英語で「ぼーっとする」は space outが使われます。

あまり好ましい状況ではありませんが、人と会話中に別のことを考えていた時などに使います。

同様に、”think about something else“ 「別のことを考える」も使います。

応用例

Sorry, I just kind of spaced out.  What did you say?
「ごめん、ちょっとぼーっとしてた。何て言ったの?」

A: Are you with me?  You seem kind of spaced out.
「聞いてる?上の空みたいだけど。」

B: Sorry.  I was just thinking about something else.  
「ごめん、ちょっと別のこと考えてた。」

ちなみに、風邪や薬の副作用でぼーっとする時もありますね。

その場合は “fuzzy”「ふわふわ、もやもやとする」という単語を使います。

I feel fuzzy in the head.  
「頭がぼーっとする。」

A: What’s wrong?  Are you feeling ok?
「どうしたの?大丈夫?」

B: I feel fuzzy all morning.  I might have drunk too much last night.
「午前中ずっと頭がぼーっとするんだよね。昨日飲み過ぎたかも。。」

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What’s your Chinese zodiac sign?

ご存知ですか?

ただいま絶賛発売中の来年の年賀状。

よく観察すると非常に面白いのです。

盛り上がりそうだったので、今週のレッスンの冒頭にウォームアップとして使いました。

What year is it now? – It’s 2017!
「今年の干支は?」

That’s right.  It’s the year of the rooster.
「そうです。酉年ですね。」

Next year will be 2018, and it’s the year of the…. dog!
「来年は2018年。戌年です。」

What’s this? – It’s a new year’s card.
「これは?」「年賀状です。」

How many dogs can you see?  - There are four.
「年賀状の表に犬は何匹いるでしょう?」「4匹。」

Actually, there are five – including the dog’s paw.
「犬の足跡を含めると合計5匹います。」

How many Mt. Fuji are there?
「では富士山はいくつあるでしょう?」

There are four.
「実は4つ存在します。」

さらに。。

There is also a hidden message.
「もうひとつ、この年賀状には隠されたメッセージがあります。」

It says “Happy New Year” in Japanese.  Can you find it?
「あけましておめでとうございます」という文字を見つけることができますか?

中学生、高校生の生徒さん達は見つけることができましたが、大人の生徒さんには難しかったようです。

虫眼鏡( magnifying glass) を使えば見えるはずです。

それにしても、こんな秘密が隠されていたとは驚きです。

楽しいので皆さんも是非探してみてください。

ちなみに、干支は Chinese zodiac sign や、Japanese zodiac sign と言います。

子 – mouse または rat
丑 – ox
寅 – tiger
卯 – rabbit または hare
辰 – dragon
巳 – snake または serpent
午 – horse
未 – sheep
申 – monkey
酉 – chickenまたはrooster または cock
戌 – dog
亥 – boar

あえて私の干支が何かは秘密にしておきますが。。

昔は一回り上、ふた回り上の人に会うことが多かったのですが、最近は一回り下、ふた回り下の人が多くなってきました。

先日も学生と話していたら、同じ干支ということが発覚。

「へー、先生と一回り違うんだ。」

という男子高校生に異議を唱えることなく、そっと授業を終えた次第です。苦笑


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