きょうのひとこと
I’ll keep that in mind.
「覚えておきます。」「覚えておく、心に留めておく。」という意味で使います。
頭の隅っこに置いておくイメージです。
覚える = remember ですね。
I’ll remember that. も同様に使いますが、I’ll keep that in mind.はより自然です。
「覚えていてね。」と相手に伝えたい時は “Please keep that in mind.” と言いましょう。
応用例
1.
A: Please keep in mind that the deadline for this report is this Friday.
「レポート提出期限は今週の金曜日と覚えておいてください。」
B: OK. I will.2.
A: It’s a popular restaurant. You might want to make a reservation beforehand.
「そのレストランは人気だから事前に予約しておいたほうがいいかもよ。」B: Thanks for the tip. I’ll keep that in mind.
「アドバイスありがとう。覚えておくよ。」
memory management
人は日々、忘れて覚えるを繰り返しています。
反復が多ければ多いほど、衝撃が大きければ大きいほど記憶に留まります。
また、好きこそ物の上手なれですよね。
悲しいことに、幸せな出来事も時が経てば記憶が薄れてしまうのが現実です。
長い人生、人は忘れることで救われることもあります。
深く悲しい出来事も時間が解決してくれるのも事実です。
少し相反する今回の記事ですが、ブレイクタイムにでも読んでいただければと思います。
はるか昔、子供の頃に憶えたことが未だに脳にとどまっているのは何故でしょう。
脳は、もう不要としてその記憶を自動的に排除することはできないのでしょうか。
日々記憶しなければならないことがある中で、もはや不要となった情報を効率的に削除できれば、容量が増え、新しい情報を蓄積しやすくなると思うのですが…笑
無駄な情報、その1。
小学校1年生の時に同級生から教えてもらった、「お腹が痛くなったら唱える呪文」。
「アータラタータラピッポーポー、ティータムティータムチョコリロポリア、アラリヤピッピッピ。」
当時、よくお腹の調子が悪くなり授業中青くなることが多かった小学生の私です。
「お腹が痛くなった時は、この呪文を3回唱えれば痛みが消える。」という友の言葉を信じて、勉強そっちのけで頭に叩き込みました。
そして不思議とこの呪文を唱えると痛みが消えたような気が…。笑
一種のプラシーボでしょうが…小学校を卒業する頃までお世話になりました。
無駄な情報、その2。
中学校1年生の美術の期末テスト用に覚えた、「12色相環」。
「テストで出題します」と先生に言われ、カラフルな円を見ながら全ての色の配置を暗記しようとするも失敗。
諦めて布団の中に入って、悶々としながら目を閉じていると。。
奇跡的な覚え方を編み出したのです!!!
「おぼろ月夜」のメロディに合わせて歌う。
赤からスタートしてそのまま時計回りに進み、最後を「12色相環!」で締めくくると「おぼろ月夜」にぴったり合うのです。
「あか、あかみのだいだい、きみのだいだい、きいろ、きみどり、みどり、あおみどり、みどりみのあお、あお、あかむらさき、むらさき、あかむらさき、じゅうにーしきそうかーん!」
自分の才能に震えた瞬間は後にも先にもあれが最後です!!!
世紀の大発見をした私は安心して朝を迎え、テストに臨んだわけですが…
「12色相環」はまさかの穴埋め。
それも12色の中から4つの空欄を選択肢から選べ、的な。
12色相環だけにエネルギーを注いだ期末テストは、惨敗の結果となりました。
「おぼろ月夜」は歌えませんが、未だに「12色相環バージョン」は完璧に歌えます。
インテリアデザイナーならともかく、普通は覚えていたって何の得にもならない情報です。
私の脳は記憶力の限界を日々感じています。
コンピューターのディスククリーニングアップのように、脳内を断捨離し、容量をアップしたいものです。笑