目をそらさずにいよう「いじめ防止」

 

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通訳・翻訳(英語⇄日本語)
日本、国際文化双方に精通しております。

Today’s expression
きょうのひとこと

For here, or to go?
「こちらでお召し上がりですか?お持ち帰りですか?」

英語だと、ずいぶんシンプルですね。

ちなみにこれはアメリカ英語です。

イギリス英語になると、「For here, or take-away?

はい、日本で言う「テイクアウト」は使いません。

旅行中は手軽なフードコートなどを利用することも多いです。

ガヤガヤと賑わう店内の中で、日本よりも若干ぶっきらぼうな印象で注文をとる店員と英語で会話をやりとりするのは、最初は難しく感じるかもしれません。

自分の食べたいものをゲットするためにも練習しておきましょう。

A: Next! 
「次!」

B: Hi.  Can I have a whopper Jr., and an order of fries?
「ワッパージュニアをひとつと、ポテトをひとつお願いできますか?」

A: What size fries?
「ポテトのサイズは?」

B: Large.
「Lで。」

A: Any drinks?
「お飲物は?」

B: Oh, yeah.  A medium Coke.
「コーラのMを。」

A: For here, or to go?
「こちらでお召し上がりですか、お持ち帰りですか?」

B: For here.
「店内で。」

A: That’ll be $8.25.
「$8.25になります。」

Anything else? 「他にご注文は?」と聞かれて、

ない場合は、No, I’m good. 「いえ、結構です。」と答えましょう。

単品ではなく、セットメニューの場合は、

I’ll have the combo No.3, please.

「3番のセットをお願いします。」

店内にはメニューが掲示されて写真もありますし、どうしてもわからなくなったら指をさして、“I’ll have this, please!”でも大丈夫ですよ。

IHOPでの昼食
IHOPでの昼食
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Don’t look the other way.

ジャンクフードって、たまに無性に食べたくなりますよね。
I get this craving for junk food from time to time.

お手軽さやお手頃さもあって、たまに立ち寄ります。

マクドナルドは世界中で不動の人気(everyone’s favorite)だとは思いますが、日本ではやはりモスバーガーも愛されているようです。

私が一番好きなのは、バーガーキングBurger King。

年に2、3回 (a few times a year) 食べるかなという頻度ではありますが、看板メニュー(signature dish) の”Whopper(ワッパー)”はやはりパテが他のチェーン店とは違うのです。

なんとなく香ばしくて、美味しいのです、ほんと。
(サイズも大きいので、女性には “Whopper Jr.”がちょうど良いかもしれませんね。)

マックよりは少し割高( a bit pricier) ではありますが、スマホでクーポンを検索して見せるだけで、かなりお得に購入できたりします。

その、バーガーキング。

マクドナルドに続く世界2位のハンバーガーチェーンです。(world’s second largest hamburger chain)

しかし、日本国内の店舗数は100店舗にも満たず (fewer than 100)、最近日本での運営権を香港の投資会社に譲渡する (transfer Japanese operations to a private Hong Kong equity firm) ことになったようです。

新たな後ろ盾を得て、日本市場でこれから存在感を高める (increase the presense)ことができるのでしょうか?

個人的にはここ宮崎県にも進出して欲しいところであります。

さて、このバーガーキングが放映したCMが最近大きな話題になりました。

この CMは「いじめ防止」(anti-bullying) の目的で作られたものです。

CMの中では、bullied Highschool Jr. (いじめられている中学生)と bullied whopper Jr. (いじめられているワッパージュニアハンバーガー)が登場します。

一般のお客さんが行動を起こすのは、どちらの「いじめ」に対するものなのか実験されます。

結果、いじめられる中学生の「いじめ」に立ち上がった人は12%、ボコボコに潰されたハンバーガーにクレームを入れた人は95%

こちらがそのCM。

No Jr. deserves to be bullied.  Help stop bullying.
「いじめて良いジュニアなんていない、いじめを止めよう。」

というメッセージでこのCMは終わります。

YouTubeで公開後10日間で250万回以上の再生回数がありました。

日本でも「いじめ」のニュースが流れる度に悲しくなりますが、世界中では毎年3割の学生が「いじめ」にあっていると言われています。

とても考えさせられるCM、終盤に現れるショートヘアの女性の言葉が私の心に残りました。

“In an ideal world, if someone sees something weird happening, they come over and say, ‘Hey, this is not OK.’”

理想の世の中っていうのはね、なにかおかしな事が起こっていたら、「それ、おかしいよ。」って言える世界なのよ。

“Don’t look the other way.” 「見て見ぬ振りをしない。」

頭では分かっていますが、行動に移すのは難しいものです。

勇気ある行動の大切さを改めて考える機会を私達に与えてくれました。

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