佐多岬〜宗谷岬、日本縦断の旅

 

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日本、国際文化双方に精通しております。

Today’s expression
きょうのひとこと

I can’t thank you enough.
「感謝してもしきれません。

いろいろなお礼の言い方のご紹介です。

ギニア共和国出身のタレント、オスマン・サンコン氏をご存知ですか?

昔、「笑っていいとも」などのバラエティ番組によく出演されていました。

来日したてで、あまり日本語が流暢ではなかった頃に、ある日本人のご夫婦に親身に助けていただいたそうです。

感謝してもしきれないほどお世話になったので、サンコンさんは心を込めて言いました。

大きなお世話になりました。

日本語って難しいですよね。。

「ありがとう」のバリエーションをみていきましょう!

Thank you for everything. 「色々ありがとう。」

I really appreciate it. 「本当に感謝しています。」

Thanks a bunch!  「ほんっと、ありがとう!」

Thanks!  You’re the best! 「ありがとう、あなたって最高!」

Thanks!  You’re a lifesaver!  「ありがとう、めっちゃ助かる!」

A: These flowers are for you.
「この花はあなたに。」

B: For me?  You shouldn’t have!!
「私に?ありがとう!」(そんなことしなくてよかったのに、のニュアンス。)


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Cape Sata to Cape Soya

イギリス人のAlan
イギリス人のAlan

今まで、日本を色々な形で旅をする多くの外国人にお会いしました。

レンタカー、JRパスをフル活用、自転車で縦断、ヒッチハイク。。

今回、イギリスから来日したAlanは佐多岬から宗谷岬を徒歩で縦断中です。

5ヶ月半、ひたすら北に向かって歩き続けます。

鹿児島〜都城〜宮崎〜日向〜延岡。

これまでに約300kmを13日かけて一人テクテク歩いてきました。

googleマップでEnglishCafeを見つけ、迷うことなく到着。

彼が話すには、この2週間弱の間に鹿児島でオオカミ?に遭遇したり(ニホンオオカミは絶滅種となっています..)、霧島の山中で迷い、5時間程さ迷ってやっとの思いで下山した、などなど・・・すでに壮絶な体験をしています。

まだ彼の挑戦ははじまったばかり。。

これから5ヶ月以上かけて、3,000Km以上にもわたる縦断の旅。

何が彼を待ち受けているのでしょうか?

たまに1万歩歩いて満足している私には想像もできません。(苦笑)

道中声をかけてくれる日本人も多く、お菓子やジュースをもらったり優しい言葉をかけてもらったり、と色々なおもてなしを受けているそうです。

テントを持ってはいますが、まだ朝晩は冷えるので、今回のようにカウチサーフィンで泊めてもらったり、安宿やホステルを利用しています。

徒歩での縦断になるため、「バスを使う」「ヒッチハイクをする」などは論外。

「これから高千穂まで3日かけて進むから途中2泊しなきゃ。」と宿を探す彼に、

「明日は時間があるから途中まで送ってあげようか?たった30分だよ。歩くと5時間だよ!」

と悪魔の囁きをしてみますが・・・

“Ahhh…. No… don’t tempt me like that!” 「そんな誘惑しないで!」

と苦しそうに頭を抱えながら懸命に断られました。笑

Alanはスペインの高校で数学を教えています。

4年間働いて、1年間旅するのが彼の生き方。

日本の縦断を成功させた後、また4年間働き、その後はアメリカと南アメリカをキャンピングカーで縦断するそうです。

その次はニュージーランドを徒歩で縦断の計画があります。

色々な生き方があるものですね。。

延岡市さざんぴあ「使える英会話」
延岡市さざんぴあ「使える英会話」

月曜日のさざんぴあのクラスにゲストとして参加してくれました。

生徒さん達も彼の途方もない挑戦に目を丸くされています。

一晩、という短い期間でしたが、一緒にいてとても楽しく、小さなことに大きなリアクションをするAlan。

玄関の覗き穴を見て、「なんなんだこれは!ほぉ!防犯に役立つってことか!」

布団バサミを見て、「なんなんだこれは!うわぁ!便利すぎるだろ!」

夕食にキーマカレーを出すと、「なんなんだこれは!美味すぎるだろ!日本人も辛いもの食べるのか!」

こたつを見て、「なんなんだこれは!テーブルの下にヒーター!? 賢すぎるだろ!」

朝食を出した際に、箸置きを見て、「なんなんだこれは!可愛すぎるだろ!」

と、いちいち大きな瞳をさらに大きくして日本のあれこれを全力で褒め称えます。笑

この愛嬌ある人柄なら、きっと宗谷岬にたどり着けると確信しています。

今後の彼の安全と成功を陰ながら応援しています!!

短いですが、インタビューを録音しましたので、興味のある方は聞いてください。
(若干、私の笑い声が耳障りかもしれません。。)

これから彼は高千穂、高森、阿蘇を経由して大分へと足を進めます。

どこかで見かけたら、声をかけてみてくださいね。


インタビューの文字起こしをご希望の方はご連絡ください。

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