毎年空港で持ち主不明の100万ドル
米運輸保安局(Transportation Security Administration: TSA)によると、米国の航空機利用者は約100万ドルを毎年空港の防犯ゲートで忘れていくという。それらのお金は主に、手荷物検査時に乗客がポケットから取り出して、集めることを忘れた小銭である。
毎年TSAが米議会に提出している数字によると、集められた金額は2012年の53万1,000ドルから2018年には96万105ドルに急増した。回収額は混雑している空港が最も多い。2017年、ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港は7万2,392ドルを回収して首位に立ち、その後にロサンゼルス国際空港の7万1,748ドル、マイアミ空港の5万504ドル、オヘア国際空港(シカゴ)の4万9,597ドルと続く。
手荷物検査を受けるときは、何もやましいことをしていなくてもドキドキしますよね。特にアメリカの検査はかなり厳しく行われるので私もいつもビクビクしてしまいます。靴を脱がなきゃいけなかったり、ブースの中に入って赤外線カメラで監視されたり。。そこを出る時にホッとするので小銭を忘れたりする人が多いのかもしれません。
私は一度パスポートを手荷物検査のカウンターにおき忘れてアナウンスで呼ばれるまで全く気づかなかったことがあります。小銭を忘れるよりもずっとタチが悪いですよね。苦笑