2019/6/26

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      Rika
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      ビールやコーヒーの話

      日本で提供されるビールは泡が多く、液体と泡が7:3ほどの割合になっています。というのも、これは提供する側がわざと泡を作って提供しているのです。日本人の感覚では泡が適量あるビールの方が美しく、おいしそうに見えるのです。この泡は見た目だけではなく味にも影響があります。泡でふたをすることで、ビールが空気に触れて風味が落ちるのを防いだり、炭酸ガスが逃げてしまうのを防ぐ効果があるのです。

      しかし、海外の人がそのビールをみた感想はあまり良いものではないのです。

      俺は空気を買ってるんじゃなくて、ビールを買ってるんだよ。

      「こんなの詐欺じゃないか。25%もが泡だぞ。」

       

      なぜ日本人は最後に過剰に泡を付け足すのかが分からない。 ちなみにビールの泡はheadと言います。

      やはり見た目にも美味しそう、という美的感覚みたいなものが関係しているようですね。

      それに関連してコーヒーでも同じことが言えます。

      日本の喫茶店などでサーブされるコーヒーがカップの6-7分目ぐらいまでしか入っていないのにびっくりしたと言っていました。特にアメリカからでは、カップのギリギリ上まで注ぐのが常識だということで、日本のこの習慣に、ご不満の様子でした。彼曰く、「お金払っているのに、ケチなことするな~と思ったよ。それにあんな少ししか入ってなかったら、すぐ冷めてしまうじゃない。どうしてなの?」

      思えば、アメリカのレストランなどでコーヒーを頼むと、よく店員から聞かれるセリフが「Would you like room for cream?」((ミルクを入れる分のスペースを残しておきますか?」)。つまりブラックで飲むのなら、カップの飲み口ギリギリまでコーヒーを注いでくれるので、ミルクを入れるスペースはないわけです。

      それに比して、イタリアは日本同様に、あまりなみなみとは注がないそうです。イタリアではお客に呼ばれた時、コーヒーを出されたら、それを全部飲むのが礼儀なので、あまり入れすぎると飲み終えることができなくなってしまう。無理なく飲みきれる量にするのだそう。

      国によってそれぞれで興味深いですね。

      ビールやコーヒーにみるお国柄の違いがあって面白いですよね。

      またこんな質問もありました。

      なぜカフェなどでコーヒーを頼むとカップの取っ手が左側に出されるの?

      コーヒーカップをセッティングする時、取っ手は、右と左のどちらに向けても構わないようです。取っ手を右に向けるのは「アメリカ式」、左にするのは「イギリス式」といわれています。

       

      ブラックで飲むのであればスプーンを使う必要が無く、右手ですぐに飲めるアメリカ式は、ある意味アメリカらしい合理的なセッティングです。

       

      一方のイギリス式は、左手で取っ手を軽く持ち、右手で砂糖やミルクを入れてスプーンで混ぜるのに適しています。いただく時は、右手に取っ手を持ちかえ、ソーサーの上で右向きに半回転させてから持ちあげます。紅茶の文化があるイギリスらしいスタイルなのかもしれません。

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