以前、日本語を勉強中のアメリカの友人が宮崎に住んでいました。
大柄な彼女はジョギングが日課。
その朝も公園を走っていた所、子犬を連れたおじいさんが散歩をしていました。
イヌが大好きな彼女はその可愛さに居ても立っても居られず…
早速駆け寄って、日本語でおじいさんに興奮気味にこうお願いしたのです。
「すみません!! イヌにすわってもいいですか?」
困ったおじいさんは、
「イヌは小さいね。。」と申し訳なさそうに返答したそうです。
その時は自分の間違いに気づかず、翌日私にこんなことがあったと話してくれました。
「すわる」と「さわる」
確かに似ている日本語ですが意味は全く違います。
「日本語って難しいね。」と話した次第です。
英語での動物の鳴き声
外国人の友達と動物の話題で盛り上がるのは、いつも鳴声の違いです。
日本人は、猫は「ニャーニャー」、犬は「ワンワン」と表現しますが、これは実は鳴き真似ではなく、「擬音語」であるという見解があります。
日本語はもともと擬音語が多い言語なので、動物の鳴き声も擬音語にして表現している、というのです。
それに対して、英語などは擬音語が少ないため、実際の音に近い発音をする能力に長けているという説があるとか。
では「今日のジョーク」に備えて、違いをみてみましょう。
犬 dog
犬の鳴き声は英語では「bow wow(バウバウ)」というのが一般的です。
他にも鳴き方によって「ruff ruff(ラフラフ)」「woof woof(ウーフウーフ)」などと言うことがあります。
ネコ cat
ネコの鳴き声は英語では「meow(ミヤーォ)」といいます。日本語にもとっても似ていますね。
にわとり(オス)rooster
日本語で「コッケコッコー!」で表現する、雄鶏の鳴き声は英語では「cock-a-doodle-doo(カッカドゥルードゥー)」といいます。
ハト pigeon
私には日本語の「ポッポッポー」にはどうしても聞こえません。
英語では「coo(クー)」が一般的です。
アヒル duck
アヒルの鳴き声は英語では「quack quack(クァックァッ)」といいます。
これは日本語と似ていますね。
カエル frog
カエルの鳴き声は英語では「ribbit ribbit(レベットレベット)」といいます。
「ゲロゲロ」とは大きな違いですね。
牛 cow
牛の鳴き声は英語では「moo(ムー)」といいます。
日本語的にはついつい「モー」と発音してしまいたくなりますが、「ムー」ですので注意しましょう。
ブタ pig
「ブーブー」とアメリカ人の友達に言ったら、鼻で笑われました。
ブタの鳴き声は英語では「oink(オインク)」といいます。確かにそう聞こえますね。
羊 sheep
羊の鳴き声は英語では「baa(バー)」といいます。特にちょっと喉を絞ったような感じで途切れ途切れに「バハハハハ…」というとそれっぽく聞こえるでしょうか(笑)。
馬 horse
馬の鳴き声は英語では「neigh(ネーイ)」といいます。
個人的には日本語の「ヒヒーン」の方がよく表せているように思うのですが。。
ハト、図書館へ行く。
さて、以上を踏まえた上で、今日のジョークのお時間です!
ジョークに出てくる単語をみてみましょう。
pigeon 「ハト」
librarian 「司書、図書館員」
wonder 「不思議に思う」
follow「後をつける」
pond 「池」
耳で聞いて、理解して、笑っていただきたいので、あえて訳文を載せません。
ナチュラルスピードとスロースピードの音声を載せているので、是非聞いてみてください。
ナチュラルスピード
スロースピード
スーパースロースピード
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